ラウリとトイヴォの遺宝たち

ラパラのルアー ルアーの紹介(ミノー)
とぼけた顔が魅力のラパラ

国からの自主的外出規制の要請が出されても
人とほとんど会わない山の中はOKだろう
という事で渓流の釣りを続けています。

もちろん途中にあるコンビニやお店などに
全く立ち寄ることなく、釣りのポイントと
家の往復のみ。

まあ、以前から一日かけてゆっくり釣り
という感じではなく、上記のような釣行が

ほとんどだったので特に今回から
変わったわけではありません。

相変わらず去年から始めた渓流ベイト
フィネスの釣りを続けています。

もちろんバックラッシュとの
格闘も続いています。(苦笑)

先日、道具の整理をしていたら

仕事がコロナの影響で激減して、時間が
ある程度自由になり、自分の部屋を見渡すと
エライことに。(モノと要らないゴミで溢れて)

断捨離と整理を行おうと始めると
釣りの道具にも当然目が向きます。
ルアーのボックスを見ると
だいぶ前に使った後に仕舞っていた
ラパラのカウントダウン5を発見。

これを久しぶりに使ってみようと
思い立ち、シンキングのカウントダウンと
オリジナルフローターのF‐5を
かき集め(釣具店、中古ショップ、
ヤフオクなど)

とりあえずCD-5を3個とF-5を3個づつ揃え
ました。近いうちにラパラ縛りの釣行
を計画しています。

ラパラのルアーとは

どんな魚も釣れると言われるルアー「ラパラ」
このルアーの発祥の地は北欧フィンランド。

時代は世界恐慌の1929年の少しあとの1936年。
もちろんフィンランドも恐慌の影響で農作物
が売れなくなるなどの不況に見舞われ厳しい
経済状況に。

1933年に結婚した漁師のラウリ・ラパラは
子供が3人、かなり厳しい家計だった
と考えられます。

漁師の子供でもなかったのに、漁師を職業に
していたというのも、当時の付近の工場の
2週間分の賃金と3キロオーバーの魚3匹と
同じ金額だったという理由。

つまり、1発当てればそこそこの収入になる
というお金の為。そして、もっと効率よく
漁をするために良く釣れる疑似餌を考案
したら、さらに収入アップにつながると考え
研究と観察と周りの人の協力のもと、ラウリが
作りだしたのがコルクとお菓子の包み紙
で作った「ファースト・ラパラ」。

コーティング材の無かった代用は、写真
のネガを溶かしたものだったそうです。

結果、ラパラの漁に劇的な変化が。なんと
一日で270㎏の釣果をあげた日もあったとか。
工場の労働賃金に換算してみるとざっと
一年分のお金に。

オリジナルフローティングのミノー

ただし、コルクの強度はあまりなく、他の材料
を使うべく色々試して、バルサが最適なのでは
とした頃にソ連との戦争に突入。

物流が止まりバルサの入手が困難になったので
松の木の樹皮に素材をかえてルアーを
作っていました。

じつはこの時の疑似餌の開発に深くかかわって
いたと考えられるのが、当時の漁師の師匠だった
トイヴォと言われる人物。

湖の中の島の中にコテージをすえて勝手に
住みついていたといわれる浮浪者のような男
でしたが漁師としての腕はよく、明るく陽気な
性格でその地では皆に愛されていたそうです。

その男が決して明かそうとしなかった疑似餌の
秘密をラウリだけには教えていたようで、
それをベースに作られたのがオリジナル
フローティングのミノーのベースになった
という説があります。

ダイナマイトに勝つ!

極寒の時にソ連との戦争になると困るのが
食料。そこで今は禁止されているダイナマイト漁
が行われるように。ダイナマイト漁とは水中で
ダイナマイトを爆発させ、気絶して水面に浮いた
魚を獲るだけという単純なもの。

当時徴兵で兵役についていた元漁師のラウリに
とっては小魚まで無差別に獲るダイナマイト漁
は耐え難かったのか、「俺のルアーの方が
釣れる!」と周りに言ったところ、実際に
ダイナマイト漁とルアー釣りとの対決を始める
事になったそうです。

周りはどう考えてもルアーの方が負けると思って
いたそう(そりゃそうでしょう)ですが、
意外にも結果は松の皮で作ったラウリの
ルアー釣りの圧勝!

フィンランドの陸軍の間で「ラウリのルアーは
ダイナマイトを超える」と噂になったそうです。

とぼけた顔が好き

現代のミノーはリアルなものが多く、それは
それでカッコいいのですが、昔からのシンプルな
ペイントとこの少しとぼけた顔がとても良い味を
醸し出していると思うのは自分だけでは無いはず。

少ない欠点の中に固定式のウエイトが内蔵されて
いるので飛ばないということが挙げられますが、
渓流での釣りでそんなに飛距離は必要ありません。

しかもこの固定式のウエイトと少し大きめのリップ
おかげで流れの中でも安定した動きに。
静かな着水音も魅力です。

実際に自分も過去に良く釣れた記憶があり、
しかもバルサで作ったミノーなのに値段が
安い。だいたい¥1000位でしょうか。

天気がぁ!

こんな文章を書いているというのも、実は理由
があり、今朝方から外は寒く、窓の外は雨ではなく
なんと雪。しかもかなりの勢いで降り続いています。
予報では夜中の1時位まで降りつづけるのだそうです。

なので、実釣はこの雪が溶けて雪代の影響がなく
なってからなのでしばらく先になりそうです。

・・・無念だ。

本日も最後までお読みいただきありがとうござい
ました。

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